フランスへの個人旅行、個人手配の流れとおすすめの方法

フランス旅行といえば、パリのエッフェル塔やルーヴル美術館、南仏プロヴァンスやコートダジュールなど、見どころが盛りだくさんですよね。

ツアーも便利ですが、自分で手配する「個人旅行」なら、好きな都市を組み合わせたり、カフェでのんびり過ごしたりと自由度が高い旅が実現できます。

今回は初めてでも安心して準備できる「フランスへの個人旅行の手配と準備のステップ」をご紹介します。

今までにフランスには旅行や留学、高級ホテルからアパルトマンまで、様々な形態でパリはもちろんフランスの各地に個人手配で訪れた経験があります。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

この記事はこんな方に向けて書いています。

  • フランス旅行に行きたいが、個人手配の準備がわからない
  • パリだけでなくフランスの地方にも行ってみたい
  • 自由度が高いフランス旅行を楽しみたい
目次

行きたい都市とルートを決める

フランスは地域ごとに様々な魅力があります。まずは旅行の目的を考え、行きたい場所を決めます。

  • 芸術・文化を満喫 → パリ(ルーヴル、オルセー、美術館巡り)
  • ワインと美食 → リヨン、ボルドー、ブルゴーニュ、アルザス
  • 南仏リゾート → ニース、、マルセイユ、プロヴァンス
  • 地方の小さな街 → ストラスブール、アヌシー、アヴィニョン、カルカソンヌなど

複数の都市を回りたい場合は、地図を見て「移動がスムーズな順」でルートを組むのがコツです。

パリから入国して地方都市を点々とするのも良し!パリやマルセイユなど大都市を拠点にして、日帰りで地方都市に行くことも可能です。

航空券を予約する

滞在する場所が決まったら、次に航空券を予約します。航空会社の公式サイトや格安航空券の検索サイトから便を探します。

個人手配なら飛行機の搭乗時間や予算によって直行便か経由便も自由に選べます。

下記の検索サイトから実際に航空券を探してみてください。

検索サイト:Expedia、スカイスキャナーなどのサイトで比較

直行便:羽田・成田~パリ(日本航空、全日空、エールフランス)

経由便:カタール航空、キャセイパシフィック、エバー航空などの経由便は価格が安め

初めての方や女性一人旅なら、便利で安心な「日系の航空会社の直行便」がおすすめです。

ホテルを選ぶ

ホテルの予約サイトからホテルを予約します。

初めての個人旅行の場合はサービスの整っているホテルがおすすめ。長期滞在には、より自由度の高いアパルトマンがおすすめです。

予約サイト:Booking.com、Hotels.com、Agoda

アパルトマン:Airbnb

立地の目安:パリならオペラ座周辺、サン・ジェルマン=デ=プレ地区、マレ地区は治安も良く観光にも便利。

地方都市:移動に便利な駅の近くや雰囲気の良い旧市街の中心部がおすすめです。

大人女性の滞在なら、安全なエリアを選ぶのがポイントです。

移動手段のチケットを予約する

複数の都市を移動する場合や地方の観光地に行く予定がある場合は、移動手段を決めます。

フランス国内の移動は高速列車が便利です。ヨーロッパ各地に移動する場所は飛行機が早くて便利です。

都市間移動:TGV(高速鉄道)でパリ~リヨン、ボルドー、ニースなどへ。

予約方法:SNCF公式サイトやOmioアプリから日本語でも購入可。

都市内移動:パリは地下鉄・バスの1日券「Navigo Easy」や「Paris Visiteパス」が便利。

観光スポットのチケットを事前に予約

フランスは人気スポットが多く、当日券だと長蛇の列になることも。

特にパリは予約必須の場所が多いので、旅行の予定が決まったら早めにチケットを予約することをおすすめします。

ルーヴル美術館(日時指定チケット必須)

エッフェル塔(展望台は特に早めに予約)

ヴェルサイユ宮殿(公式サイトまたはGetYourGuideで事前購入)

美術館巡りをしたい方にはパリ・ミュージアムパスもおすすめ(48時間・4日間など)です。

海外旅行保険と必要書類

パスポートの残存有効期限をチェック(最低3か月以上)

2026年以降、ETIAS(ヨーロッパ渡航認証)が必要予定

海外保険の確認、クレジットカード付帯保険で十分か、別途保険が必要か検討

便利なアプリをダウンロード

地図:Google Maps(オフライン保存)

交通:RATP(パリ地下鉄公式アプリ)、Omio

翻訳:DeepL、Google翻訳

決済:Revolut、Wise(ユーロ支払いに便利)

フランス語を少し勉強する

フランス語を少し話せるだけで、フランス旅行が何倍も楽しくなります。

フランス旅行が決まったら挨拶や旅行で使える簡単なフレーズを覚えてみることをおすすめします。

フランスの歴史と美術史を学ぶ

フランスの歴史や美術について事前に学んでおくと、観光地や美術館巡りがぐっと楽しくなります。

まとめ

フランス個人旅行は、計画からすでにワクワクが始まります。飛行機やホテルを自分で選び、現地でのカフェ巡りや美術館鑑賞も自由自在。準備のステップを押さえておけば、初めての方でも安心です。次の旅はぜひ、自分らしいフランスの旅をデザインしてみませんか?

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この記事を書いた人

30代のトリリンガル。フランスの国立大学の歴史学部に在学中。翻訳者と日本語講師もしています。当ブログでは、フランスの旅行・歴史・語学に関する情報を配信しています。海外一人旅歴18年。これまでに30カ国・100都市以上を巡る。フランスは60以上の街や村を訪問。

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