パリで美術館をひとつ選ぶなら、まず思い浮かぶのはルーヴル美術館かもしれません。
でも、もしもうひとつ選ぶなら。
私は迷わずオルセー美術館をおすすめします。
ルーヴルのような壮大さとは違い、オルセーは好きな作品とじっくり向き合える美術館。
特に印象派が好きなら、ここは外せません。
今回は、大人のパリ旅で訪れたいオルセーの見どころと回り方をまとめます。
オルセー美術館とは?
Musée d’Orsayは、もともと駅舎だった建物を改装した美術館です。
展示の中心は1848〜1914年。
つまり、ルーヴルの続きの時代を楽しめる場所です。
特に印象派・ポスト印象派コレクションは世界屈指です。
基本情報
Musée d’Orsay
住所:Esplanade Valéry Giscard d’Estaing, 75007 Paris
最寄駅:RER C Musée d’Orsay駅 または Paris Métro Line 12 Solférino駅
開館時間: 9:30〜18:00(木曜は21:45まで)
休館日:月曜日
チケット予約:事前予約推奨
所要時間
おすすめは2〜3時間。
じっくり見るなら半日。
ルーヴルよりコンパクトなので、集中して見やすいのが魅力です。
見るべき画家と名作たち
ルノワール|ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会

Pierre-Auguste Renoir
オルセーを代表する作品のひとつ。
光、人々のざわめき、パリの日常。
印象派の幸福感が詰まった一枚です。
ゴッホ|ローヌ川の星月夜

Vincent van Gogh
夜の静けさと光の対比が美しい作品。
オルセーではゴッホ作品をまとめて見られるのも魅力です。
クロード・モネ|サンラザール駅

Claude Monet
印象派の中心人物。
光を描く画家。
オルセーでは必見です。

エドガー・ドガ

Edgar Degas
踊り子シリーズは有名。
人物の動きの観察力が素晴らしいです。
セザンヌ|カード遊びをする人々

Paul Cézanne
静かな構成力。
セザンヌが後の近代絵画へつながる理由がよくわかります。

セザンヌが80点以上もの作品を残したサント・ヴィクトワール山の風景も。南仏好きなら特に見たい作品です。
ミレー|落穂拾い

Jean-François Millet
農民の暮らしを描いた名作。
華やかな印象派とは違う、重厚な世界があります。当時のフランスの農村社会を知ることができる作品。
クールベ|画家のアトリエ

Gustave Courbet
写実主義の代表作、「オルナンの埋葬」や「画家のアトリエ」は必見です。
圧倒的な「個」を放つ自画像の「絶望する男」もぜひ見ておきたい作品。
圧倒的な「個」を放つ、クールベの生き方がかっこよく、大好きな画家の一人です。
少し深く見るなら|ナビ派にも注目
オルセー美術館に来たのなら印象派だけでなく、ナビ派の絵画も鑑賞してみてください。
ピエール・ボナール
Pierre Bonnard
色彩の魔術師。
やわらかな色と空間の美しさが魅力です。
モーリス・ドニ
Maurice Denis
装飾性が高く、美しい画面構成。
宗教性や象徴性も感じられます。

エドゥアール・ヴュイヤール
Édouard Vuillard
室内空間の描写が魅力。
静かな美しさがあります。
私のおすすめの回り方
まず5階へ
印象派エリアです。
優先:
- モネ
- ルノワール
- ゴッホ
- セザンヌ
最初に見るのがおすすめです。
そのあと下の階へ
- ミレー
- クールベ
- ナビ派
こんな人におすすめ
- 印象派が好き
- 美術館をじっくり見たい
- 大人の落ち着いた旅が好き
まとめ
オルセー美術館は、パリで最も好きな美術館になる人も多い場所です。
ルーヴルの壮大さとは違い、作品との距離が近く、じっくり向き合える。
大人のパリ旅に、とてもおすすめの美術館です。


