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フランス語DELF B2に独学で合格するためにしたこと

この記事では、フランス語DELF B2を目指す方に向けて、独学でDELF B2に合格した筆者の勉強法をお伝えします。

この記事を読むと、DELF B2 に独学で合格する方法を知ることができます。

筆者は2019年にDELF B2に合格しましたが、当時は仕事が忙しかったため、語学学校には通わずに独学で勉強をして合格しました。

どれも独学で勉強できる方法になりますので、私の勉強法が参考になれば嬉しいです。

結論から言うと、試験対策にはDELF B2のテキスト1冊をやり込むのが1番です。それにプラスして、ニュースを読んだり聞けるように訓練して、フランス語の基礎力を上げるのが合格への近道です。

目次

フランス国民教育省認定公式フランス語資格 DELF・DALFとは

DELF・DALF とは、フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)で、一度取得すれば無期限有効です。自分の フランス語の能力や知識を証明書として形にすることができます。

DELF•DALF 公式サイトより引用

フランスへの留学や移住を目指している方はDELF・DALFの試験を受ける機会があると思いますが、特にDELF B2に合格すると正規留学への扉が開きますので、このレベルを目指している方が多いのではないでしょうか。合格するための対策を紹介しますので、参考にしていただければ嬉しいです。

DELF B2に合格するためにしたこと

DELF B2のテキストを完璧にする

DELF B2対策は試験専用のテキストを繰り返し勉強することが、合格への1番の近道です。

まずはDELF B2の試験専用のテキストを購入しましょう。

内容を覚えてしまうくらいの気持ちで何度も繰り返すのが近道です。

リスニング対策

フランス語のラジオ方法毎日聞くようにしていました。

おすすめラジオ番組①

Le Journal en français facile

外国人のフランス語学習者対象にしたラジオ番組です。スクリプトが付いているので、ディクテーションの練習にも使用しました。

題名に“Facile”(簡単な)とついていますが、普通に難しいです。

おすすめラジオ番組②

フランスの小中学生のさまざまな疑問に対して、専門家が解説してくれるニュース番組です。

難しい説明を専門家がわかりやすく噛み砕いて説明してくれるので、リスニングの良い練習になります。長さも約5分程度なので隙間時間のリスニングにちょうど良いです。

おすすめアプリ①

TV5mondeのアプリでリスニング使用する

レベル別に様々なニュースが受けますこちらもスクリプトがあります動画も付いているのでより聞き取りやすいと思います。

リーディング対策

フランス語の新聞に慣れると良いと思います。Franceinfoというアプリがおすすめです。通勤電車の中で毎日記事を読んでいました。

「Le mondeで読む」という本もおすすめです。新聞記事で頻出する単語はこれで覚えていました。

ライティング対策

DELF B2はある程度型が決まっています。型や例文を暗記するのが早いです。

出題されるテーマやパターンが決まっていますので、2~3パターンの文章を暗記してしましょう。

スピーキング対策

こちらもまずは形式を覚えましょう。

試験の前半部分は、型を覚えることである程度の対策ができます。

短い記事を要約して説明する練習も効果的です。また、社会問題や環境問題について2~3パターン文章を考えて覚えておくと、本番でも応用が効くと思います。

後半の質疑応答では、面接官に反論の意見を言われます。相手の意見を受け入れて、自分の考え方を伝えるようにしましょう。

さらに万全の対策をしたいと言う事であれば、試験対策のためにオンラインフランス語会話を利用するのも良いと思います。

文法の強化

DELFには文法を問う問題はありませんが、文法は語学力UPの基礎になります。

DELFの試験対策とは別に文法はしっかりと勉強しておくことをおすすめします。

おすすめは、「Grammaire Progressive du Francais」というシリーズの文法書です。

「Grammaire Progressive du Francais」シリーズの使い方も、他の記事で解説していますので、よかったら参考にしてください。

まとめ

DELF B2に合格するのは簡単ではありませんが、独学でも合格することは可能です。

合格する頃にはフランスのラジオや新聞が少しずつ理解できるようになり、世界が広がっていくことを実感できるようになると思います。

フランス語が本当に使えるようになるための、上級者への第一歩になりますので、資格取得をぜひおすすめしたいと思います。

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この記事を書いた人

フリーランスの仏英日翻訳者・日本語教師。フランスの大学で西洋史を勉強中。旅行や美術館巡りが好きで、歴史・美術・語学に関する情報を配信しています。これまでに30カ国・100都市以上を訪問。

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